地域づくり通信
- 2024/09/30
「市民向け健康講座」~知る・見る・聞く認知症~を開催しました!
令和6年9月23日(月・祝)に二部構成で「市民向け健康講座」~知る・見る・聞く認知症~を開催しました。
昨年に引き続き、今年も多くの市民の方にご来場いただき、盛況のうちに終えることができました。
第一部は、市立伊丹病院 老年内科部長 伊東範尚先生に「睡眠の重要性と効果について」をテーマに睡眠のメカニズムや睡眠不足の原因など、わかりやすくお話いただきました。
第二部の前半は、三田市歯科医師会副会長 松割聡先生に「知っておきたいお口のケア情報」をお話いただきました。お口の病気や、効果的なケア方法などを講演いただいた後に、市健康増進課の小前氏より、咀嚼チェックガムを使用し、参加者全員でガムを噛みながら、咀嚼チェックを行いました。
後半は、朝日新聞社 石嶋俊郎様と認知症フレンドリー講座認定講師 鈴木有紀様に「認知症フレンドリー講話(認知症VR体験)」を実施していただきました。バーチャルリアリティー(VR)の技術を活用し、参加者に認知症の症状を体験していただきました。
サブ会場では、「タッチde脳の健康チェック」、明治安田生命保険相互会社にご協力いただき「デジタル健康測定(血管年齢測定・ベジチェック)」を実施。また、介護ショップひまわり様にご協力いただき「睡眠セミナー~質の良い睡眠をとるためのHow To~」を実施しました。
盛りだくさんの内容で、認知症への理解を深めていただく一日となりました。
アンケートでは、「睡眠時間をあまり気にせず、眠りたい時に充分眠れる様な生活リズムを心がけたい」「歯のみがき方に気をつけて、食事はしっかり噛むように心がけたいと思いました」「認知症の方のみでなく、人との接し方に気をつけていきたい」など、多くのお声をいただきました。
三田市地域包括支援センター(https://www.sanda-shakyo.or.jp/houkatsu/)ではこのような啓発イベント開催も含め、三田市における高齢者・ご家族の公的相談窓口として様々な業務を行っています。
問い合わせ先:079-559-5941