地域づくり通信
- 2023/10/06
「市民向け健康講座」~知る・見る・聞く認知症~ を開催しました!
令和5年9月25日(月)に二部構成で、「市民向け健康講座」~知る・見る・聞く認知症~を開催しました。
多くの市民の方にご来場いただき、盛況のうちに終えることができました。
第一部の前半は、神戸大学大学院 保健学研究科 リハビリテーション科学領域教授 同大学認知症予防推進センター長 古和久朋先生に「認知症予防に役立つ生活スタイル」をお話いただきました。脚光を浴びている「レカネマブ」のお話から始まり、なぜ認知症の予防が必要なのか、認知症予防に役立つ生活スタイルはどういうものかを、わかりやすくお話いただきました。
後半は、社会福祉法人 三翠会 サンヒルズ八景1番館 作業療法士の北口富盛先生に「デュアルタスク(二重課題)トレーニングのススメ」をお話いただきました。デュアルタスクとは2つ以上のことを同時に行うこと、と言うお話から始まり、実際に体を動かしデュアルタスクを体験しました。
第二部の前半は、独立行政法人国立病院機構 兵庫中央病院 認知症疾患医療センター長 山﨑 浩先生に「認知症についての理解」をお話いただきました。認知症はどういう症状があるのか、診断の流れや認知症予防について、事例も交えてお話いただきました。
後半は、株式会社シルバーウッド VR事業部 大野彩子様に「VR認知症体験」を実施していただきました。バーチャルリアリティー(VR)の技術を活用し、認知症の症状を体験していただきました。
サブ会場では、「タッチde脳の健康チェック」「デジタル体力測定~モフトレ・チェック~」も実施。また、株式会社テクノスジャパン様と株式会社たんぽぽ様に、外出見守り対応製品などの福祉用具の展示にご協力いただきました。
盛りだくさんの内容で、認知症への理解を深めていただく日となりました。
アンケートでは、「少しの意識を続けていくことが大事だと思った」「認知症の方のみでなく、人との接し方に気をつけていきたい」など、多くのお声をいただきました。
三田市地域包括支援センター(https://www.sanda-shakyo.or.jp/houkatsu/)ではこのような啓発イベント開催も含め、三田市における高齢者・ご家族の公的相談窓口として様々な業務を行っています。
問い合わせ先:079-559-5941
#認知症 #三田市地域包括支援センター