地域づくり通信

会のきっかけは、新任民生委員さんからの、「担当地域内の認知症の方が道に迷われ、自宅に一人で戻れなくなった際、民生委員としてどんな対応をすればよかったのだろうか。今後のことも踏まえて知っておきたい」というご相談からでした。

会の中では、「『暮らしの中で変わったことが起きていないか』を見守り、早くにそれを把握できれば、支援につながり、孤立しがちな方が自分らしく生活を続けていくことができる」ことや、「民生・児童協力委員さんや自治会班長さん、ご近所の方、地域包括支援センター等と民生委員さんがつながり、気にかかる方の様子を伺うことで、幅広い情報が得られ、見守りの目が増える」ことをお伝えしました。

情報交換では、「介護保険サービスを使っている人こそ見守り訪問に行った方がよいのでは」「ゆりサポ（ゆりのき台の生活支援ボランティアグループ）から、『依頼者と電話がつながらない』と連絡をもらい、安否確認に行って家族につないだケースがあった」「緊急時（認知症の方が帰宅困難になったと警察から連絡があった場合等）に、必ず家族の了承を得てからでないと包括に情報共有できないのか」など、様々な「見守り」や「つながり」に関する意見が出されました。

「来てもらってよかった」「つなぎ方、つながり方がよく分かった」というお声もいただきましたので、今後も皆さんと「見守り」について考える機会を持っていきたいと思います。（次回「見守り」勉強会は10月を予定！）😊💫